大人が絶対音感を身につけられないのは脳的に正常だから

音楽

絶対音感保持者よりも非保持者の脳のほうが正常

こんにちは。ハルエイミーです。

今回は大人が絶対音感を身に着けられないのはなぜ?というテーマでお届けします。

絶対音感ほしい~

という方はたくさんいると思いますが、絶対音感がないほうが正常な脳なのです。

どういうことなのか、この記事で解説していきます。

絶対音感保持者の脳はどうなっているのか

絶対音感保持者はたいていの場合、音を言語のように感じています。

すなわちそれは、音をきくという処理を左脳で行っているということです。

過去の研究では、このような理由から絶対音感保持者は左脳が大きいと言われていました。

実際に絶対音感保持者は右脳と左脳の大きさが異なるというデータがあります。

しかし、これは勘違いだったという研究結果が出ています。

脳の大きさに左右差があるというのは間違っていなかったのですが、勘違いだったのは左脳が大きいということです。

正しくは、右脳が小さかったのです。

音を言語化している、右脳の成長を抑制

音をきく、ということは音の高低差を無意識に比較することです。

すなわちこれが相対音感と呼ばれるものです。

ある音をパッときいて何の音かは当てられなくても、ある基準の音と比較することができれば答えられるという能力のことです。

この能力があるおかげで、カラオケでキーを変えて歌うことができたりします。

通常の脳であればこの比較する作業は右脳が処理しているのですが、絶対音感保持者はこの処理をする機能が発達する幼少期に、無理やり成長させないよう訓練をするのです。

これが絶対音感の訓練です。

比較して音を認識する機能が備わる前に訓練をするとつく、これが絶対音感のカラクリです。

そのため、絶対音感保持者の右脳は未発達の状態といえるでしょう。

相対音感が重要だと分かる3場面

絶対音感保持者の脳が未発達ということの根拠としては、絶対音感があるよりも、絶対音感を持っていないほとんどの人が持っている相対音感があるほうが何かと便利な場面は多いことが挙げられます。

今回は3つほどピックアップしてお伝えします。

カラオケでキーチェンジが容易

上記でも書いたように、音と音の比較ができる相対音感では、たとえキーが変わったとしても対応が可能です。

音と音の比較ができるということは、音と音の間隔を認識しているということです。

この間隔を認識しているとあらゆるキーに対応できるのです。

例えば「ドレミファソラシド」というフレーズがあったとします(フレーズ①とします)。

このキーを変更して「ファソラシ♭ドレミファ」(フレーズ②)になったとしても、一つ一つの音の間隔は変わりませんよね。

フレーズ①の「ド」と「レ」の間隔とフレーズ②の「ファ」と「ソ」の間隔はキーを変えたからといって変わらず、1音分の間隔のままです。

対して、絶対音感保持者はどうでしょうか?

絶対音感保持者は音の間隔というものを認識しているわけではなく、あくまで言葉として認識しているため、「ドレミファソラシド」と「ファソラシ♭ドレミファ」は異なるものとして認識するのです。

この理由から、絶対音感保持者は異なるキーの音楽を別物の音楽だととらえるということの説明がつきます。

移調楽器が演奏しやすい

世の中には移調楽器というものが存在します。

クラリネットやら、トランペットやら、身近な楽器が移調楽器だったりします。

移調楽器とは、その楽器で「ド」を吹くと、実際出てくる音は違う音、みたいなことです。

よく分からないと思うのでクラリネットを例に挙げます。

クラリネットは基本的にB♭管で、クラリネットの指使いで「ドレミファソラシド」を吹くと、ピアノでいうところの「シ♭ドレミファソラシ♭」が鳴ります。そういうことです。笑

詳しくはググってみてください。笑

これも上記のキーチェンジの話と同様に間隔を認識していれば何の問題もないのですが、言葉で認識している絶対音感保持者は混乱します。

楽譜に「ド」って書いてあるのに、実際に吹くと「シ♭」が鳴る、そしてそれを「シ♭」だと認識できてしまうので当然ですよね。

絶対音感を持っていなければ「シ♭」が鳴っているということ自体に気が付かないのですから。笑

ピッチがずれていても音楽を楽しむことができる

中田ヤスタカさんってご存じですか?

Perfumeの楽曲とかをつくっている方で、私すごく好きなんですけど、この方の音楽ってピッチをわざとずらしている曲があるので、耐えられなくてきけないんです。泣

ピッチをずらすことで、楽曲にレトロっぽさがでたり、ピコピコ感が出たりするのかもしれませんが、私には耐えられませんでした。

それは自分の中に絶対的な音の基準みたいなのを持っているからなのでしょうね。

絶対音感を持っていないほうが正常で暮らしやすい

ということで、絶対音感を持っていないほうが脳的には正常というお話しと絶対音感を持っていない方のほとんどが持っている相対音感のメリットをお話ししました。

相対音感と絶対音感のメリット・デメリットみたいなところは今回さらっと書きましたが、別でまた改めて記事にしたいなあと思いますので、そちらも読んでいただければ嬉しいです。

それではまた。

 

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