こんにちは。ハルエイミーです。
今日は移調楽器についてお話ししたいと思います。
私、移調楽器であるクラリネットを3か月ほどやっていたことがあるんです。
といっても、そもそも移調楽器ってなんぞや?って方もいらっしゃると思うのでそのあたりから解説していきたいと思います。
移調楽器とは
移調楽器とは、その楽器での「ド」を鳴らすと、ピアノでいう「ド」とは異なる音が鳴る楽器のことをいいます。
分かりにくいと思うので、例をあげましょう。
たとえばクラリネット。
クラリネットはB♭管といって、クラリネットの譜面に「ドレミファソラシド」と表記があって、クラリネットの「ドレミファソラシド」の指づかいで吹くと、ピアノでいう「シ♭ドレミ♭ファソラシ♭」が鳴ります。
は?って感じですよね。笑
ただ、実際そうなんです。
「ド」吹きまーす⇒吹く⇒「シ♭~♪」
って感じです。
身近な移調楽器
みなさんが音楽の授業で習うような楽器も実は移調楽器だったりします。
たとえばリコーダー。
ソプラノリコーダーは音としては「ド」を鳴らすと「ド」が鳴るのですが(正確には楽譜上の表記よりも1オクターブ高い音が出る移高楽器)、アルトリコーダーは「ド」を鳴らすと「ファ」が鳴ります。
そのほかにも、上述した「クラリネット」や「サックス」「トランペット」なども移調楽器です。
何のために移調楽器が存在するのか
ではそもそも何でこんなことになったのか、気になりますよね?
混乱するからピアノの「ドレミ」に合わせればいいじゃんって思いますよね?
それには大きく分けて2つの理由があります。
・運指のため
その楽器の一番良い音色(音域)を求めたらそうなった
もともとあった楽器が全部穴を押さえたら「ド」以外の音が出たから、のようなことですね。
管楽器の場合、管の長さを変えてしまうと音色が変わってしまうため、そうした対応をとったということでしょう。
運指のため
続いて運指についてですが、これは同じ種類の楽器がいくつかある楽器のためといえます。
同じ種類の楽器がいくつかある、というのはオーボエとイングリッシュホルン、アルトサックスとテナーサックスのような楽器の構造自体は同じで管の長さが異なり音域がが違う楽器のことです。
オーボエとイングリッシュホルンで考えてみましょう。
オーボエで「ドレミファソラシド」を吹くと「ドレミファソラシド」と鳴ります。
イングリッシュホルンで「ドレミファソラシド」と吹くと「ソラシドレミファ♯ソ」と鳴ります。
オーボエを吹いていた人がイングリッシュホルンに持ち替えた時に、

オーボエでいう「ド」を鳴らすにはイングリッシュホルンでは「ファ」を鳴らさないと…じゃあ「レ」は? ???
みたいな感じで混乱しますよね。
それを解決する方法として、同じ押さえ方でどちらの楽器も「ドレミファソラシド」と表記しておくほうが楽ですよね。
同じ押さえ方をすれば実際に鳴る音は異なりますが、楽譜を変えてしまえばよいことです。
絶対音感保持者は移調楽器が演奏できない!?
大多数の絶対音感保持者は難しいと思いますが、できる人もいるようです。
私は絶対音感かどうか分かりませんが、音がドレミできこえます。
詳しくは下記記事をごらんください。
ここまでお読みになった方はもうお分かりかと思いますが、音がドレミできこえる人間が移調楽器を吹くと混乱します。
譜面に「ド」と書いてある
↓
教えられた「ド」の指づかいで吹いてみる
↓
「シ♭」が鳴る♡
ふざけんなあああああああ!って感じですよね。笑
もう混乱の極みですよ。
普通であれば「シ♭」が鳴っていることにおそらく気が付かないのではないでしょうが、気づいてしまう私のような人間はもう発狂するわけです。
この解決方法として当時の私は何をしたかというと、譜面に一つ一つピアノでいう「ドレミファソラシド」に変換した音を書いていました。
一つ一つですよ?
一曲に音符が何個あると思ってるんですかあああああああ!?
すみません、取り乱しました。
ということで作業量半端なくてめっちゃ大変でした。
おかげで、同時に入部してクラリネットをやっていた友達と差がつきまくりでした。
まあ、私はファゴットにうつってこのような悩みからは解放されたので良かったですが…(ファゴットは実音表記)
あのまま続けていたらどうなっていたんですかね?
ある程度できるようになるんですかね?
ちなみに、ネットなんかをみてると音が言葉に聞こえる方でも移調楽器が問題なく演奏できている方もいるようです。
すごいですね、私からしたらとてつもなくすごいです。
移調楽器かどうかは楽器を選ぶ際の基準の一つ!
ということで、今回は移調楽器についてお話しいたしました。
これから管楽器やろう!と思っている方で絶対音感がある方は楽器選びに慎重になったほうがいいかもしれませんね。


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