ヨルシカ「盗作」についてのレビュー

「盗作」レビュー

今日はヨルシカの最新作、「盗作」のレビューをしていきます。
ヨルシカらしいメロディと皮肉にあふれた素敵な曲になっています
まだ聴いていない方はすぐ聴きましょう!!
YouTubeのミュージックビデオのリンクを貼っておきます。
また、Spotifyでも配信していますよ。

ヨルシカがちゃんと盗作してる!!

1番感動したのはここです。
パクリだ!とか言いたいわけではなく、タイトルの「盗作」という名の通り、名曲を彷彿とさせるフレーズが出てきます。
サビが終わった後のメロディに注目していただきたいのですが、ここでちゃんとクラシックの名曲を盗作しているんですね〜。
気が付いた時は本当に感動しました!
1回目のサビ後のメロディはムソルグスキーの「展覧会の絵」。
3回目のサビ後はサティの「ジムノペディ第1番」。
参考に動画を貼っておくのでぜひ聴き比べてみてください!
他にもあるかもしれませんが、私はこれだけしか気が付きませんでした。
見つけた方、ぜひ教えてください!
☆展覧会の絵
☆ジムノペディ 第1番

満たされない思いを抱えた主人公

「この歌が僕の物になれば、この穴は埋まるだろうか。」
冒頭に父というワードが出てくるため家族の問題なのか、はっきりとした理由は分かりませんが
「愛を知りたい」
というワードから
家族の愛を求めている?ということが読み取れます。

盗んでつくった歌がヒット。

しかし他の曲を盗んだことを自分だけが知っている。
そんな歌に群がる群衆をバカにする主人公
誰も本当の価値なんて気がついちゃいない。
でもそんな自分も本当の価値が分からないという皮肉が描かれています。
ヒットしたのに足りない
ヒットしたからこその苦悩。
愛が知りたいというフレーズが繰り返し出てくる
過去を振り返る主人公。
もともと音楽を始めたきっかけは売れたいとかそういった欲ではなく、純粋な理由があったようです。

化けの皮なんていつか剥がれる

主人公は盗んだことがバレる日が来ることを分かっている。
楽しみと言いながら実は不安を抱えている。
しかし、盗んだことについての罪悪感も同時に覚えており、その罪悪感に押しつぶされそうになっている。
だからもうバレて楽になりたい、という気持ちになっていると考えられます。
「見向きもされない夜が来る。
その時に見られる景色が心底楽しみで。」
「何もかも失った後に見える夜は本当に綺麗だろうから」
肩の荷を下ろしたいという気持ちが前面に出ています。
「君らの罵倒じゃあ僕は満たされない」
盗んだことがバレてどんなに罵倒されたって満たされない
まだ知らない愛を書きたい
やはり主人公は愛を知らず、愛を知らない状態では満たされるような音楽をかくことはできないでしょう。
美しい夜とは愛を知る夜というように解釈できます。

ヨルシカ自身の曲も盗作している

「父の持つレコードだったかな。」の部分は花に亡霊のフレーズ
「だから僕は盗んだ」は僕は音楽をやめたのフレーズ
など、探せばいろいろありそうですね。
これだけの要素をギュッと1曲にまとめるn-bunaさんは本当にすごいと思います。
クラシックの盗作を入れる遊び心は本当に鳥肌ものです。
それでは。

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